日本から約3時間で着く台湾は、身近に行きやすい旅行先のひとつです。首都であるメイン観光地は台北(タイペイ)ですが、今回は台湾の南に位置する台南(タイナン)への観光についてご紹介していきます。
台南ってどんなとこ?
台南とは、台湾の南西に位置する都市です。長らく台南が首都の時代があったことや、オランダの統治時代があったことから、歴史的な町並みや文化を色濃く残しており、”台湾の京都”と呼ばれています。
台南への行き方は?
台北から出発する場合、新幹線や在来線、高速バスなどの方法があります。
- 新幹線(高鐵) ‥‥約2時間半
- 在来線(台鐵) ‥‥約3時間半
- 高速バス ‥‥約4時間半
台湾の新幹線は「高鐵」、一般的な在来線は「台鐵」と表されています。桃園国際空港を利用する場合には、桃園高鐵駅→台南(台鐵)駅が約2時間で利用できるのでおすすめです。
私は新幹線を選択。台北駅→台南高鐵駅まで新幹線に乗車し、そこから在来線に乗り換え台南駅(台鐵)で下車します。↓参考までに、新幹線のチケットはあらかじめネットで購入すると、割引があるためお得です。
ちなみに台南の近隣には高雄国際空港があり、関空や成田から直行便もあるようです。
台南を観光 ①赤嵌樓(Chekan Tower)
台南の中西区で最も古い建物。当時オランダ人によって建設され、青と赤を基調とした色鮮やかな造りとなっています。立派なガジュマルの大樹が並んでおり、とても趣がありました。
台南を観光 ②安平古堡(Anping old fort)
オランダ統治時代に防御要塞として建てられ、争いの中徐々に荒れ果てていったが、日本統治時代に再建され現在の姿になりました。後に観賞用として移転された古い大砲や、現在ではランドマークとなっている赤い屋根の展望台も特徴的です。
オランダ時代に建設された台湾城。歳月を経て今では城壁のみ大切に残されています。
今回のグルメ
お昼にはちまきが有名な”再發號肉粽”というお店に行きました。貝柱、鶏肉、干し椎茸、小エビなど盛りだくさんの具材に、やや粘り気のあるうまみの効いた米がおいしかったです。おにぎり2~3個分の重さがあり、1つで満腹になりました。
感想
今回は台湾の南方に足を運び、台湾の歴史に触れることができました。台北とは違う文化や町並みを体感できてよかったです。安平古堡にはタクシーで行ったのですが、台北と比較するとやはりタクシー数は少ないため、帰りになかなかタクシーに出会えず焦りました、、、が、何とか捕まえられて一安心。
ひと味違う台湾を味わいたい方、ぜひ台南を訪れてみてはいかがでしょうか。
コメント